ゆる体操と擬態語

ゆる体操はユルユル、クルクル、モゾモゾ、プラプラ、ネバネバなどと擬態語を多用します。
はじめは恥ずかしい気持ちも生まれますが、幼稚園児に戻ったような楽しい気分になって言ってみましょう。一瞬にして、心が４，５歳児まで若返ります。
心が若返り、さらに体操の効果も3倍に向上、どんどん使いたいですね。

「ゆる」という言葉

ゆる体操をやっていると「ゆる」とは本当に良くできた言葉だなと思う。「ゆ」と「る」で、大変多様で奥深い世界を表現している。体操の言葉としても、つぶやきやすく、効果も高い。

しかし、「ゆる」という言葉に関して、世の中の評価はあまり高くない。「ゆるキャラ」とか「ゆるい仕事」みたいな使い方がされていて、あまり積極的なやる気ある使い方ではない。
そうするとゆる体操をやると癒し系にはなるかもしれないが、まともに働けないような人になるのではないかという危惧も生まれてしまう。
実のところ、ゆるめばゆるむほど仕事との相性が良くなってくるものであり、怠けているより仕事がしたくなってくる。この辺ははじめのうちは分かりにくい話であり、世間一般的にも理解されがたい。
「ゆる」って、今はふざけている部分が注目されているけれど、仕事がしたくなるなんてものすごくまじめな部分もあります。
愛好者が増えるにつれ、だんだんまじめな部分が着目されていくんだろうなと思っています。

寝ゆる黄金3点セット

皆さんご存知、寝ゆる黄金3点セット。
最初に必ず習う、基本のゆる体操です。
私は最近この3点セットにはまっています。
どんどん新しい気持ちよさ、効果を発見、実感できるので、ちょうど鉱山を掘っていていい金脈を見つけたような気持ちになってやっています。
黄金とは良く名づけたものだなあと思いました。
（最初は脱力を狙ったゆるいネーミングなだけかと思いましたが。）

腰モゾモゾ、すねプラプラ、ひざコゾコゾ。連休だとダラダラできるのがいいですね。
今週はみんなで寝ゆる黄金3点セットにはまりましょう。
黄金3点セットがいっぱい出来るから、ゴールデンウィーク、、、なんちゃって。

みんなでゆる体操

ゆる体操は一人でもどこでもできることがいいところですが、みんなでやったほうが効果が何倍にも高まることも面白いところです。
みんなとやるには教室が一番確実で楽しく出来、おすすめですが、日ごろからみんなと出来ればもっといいですね。
ふだんから会うことが多い人に、いくつか好きなゆる体操を教えて、日常的にみんなでゆる体操を楽しんでみましょう。
友人とやったり、家族とやったり、数分間ゆるんだ時間を共有するだけで人間関係まで良くなってしまいます。
みんなとのゆる体操にはまりすぎて、本格的にゆる体操を教えたくなってしまった場合、ゆる体操教師になっちゃいましょう（笑）。集団でのゆる体操効果は絶大です。

9月に野沢で開催予定の第二回全国ゆる大会に参加することができると、史上最大のみんなでのゆる体操が体験できると思います。私は今からとても楽しみでなりません。
参加資格、申し込み方法など詳しくは運動総研のHPで5月発表です。

前腕をさする

前腕をさする

ゆる体操はとにかくさすることが多い体操です。
習い始めたばかりのころは、なかなか気持ちよく感じることができず、前腕はまるで棒切れをさすっているようでした。
人から見てもそのように見えたようです。
気持ちよくと言い続けて、約3年。
最近はものすごく気持ちがよい前腕になってきました。とくに左の前腕は猫のお腹をなでているような気持ちよさ。その上、猫と違って逃げたり、引っかいたりしません。いつでも好きなだけさすれます。

棒切れが猫のお腹になった。気持ちよさが千倍ぐらいは違っていると思います。
『前腕ってこんなに気持ちよかったんだなあ。ゆる体操続けていると面白いなあ。』
前腕をさすってはしみじみと実感しております。